私たちの業界が、一番避けられる理由。それは何といっても「残業の多さ」です。まあこれは本当に改善すべきなのですが、構造的に「請負」業であるために「お客様との約束を守る」ためにはそこがずっと蔑ろにされてきたのでした。
しかし、やっと国も重い腰を上げ、「休める」環境が整いつつあります。あとは企業側の態度ですよね。いままでは技術的な工期短縮手法は「利益」優先に使われる傾向にありましたが、ようやくそれを「従業員が休むため」に使えるようになりました。最近は「目標」として設定される場合が増えましたから、やりやすくなりましたね。
僕の現場で、必ず行うことは大きく分けて3つです。
1,朝礼・清掃・パトロール・イベント時間の短縮
2,部材のPC化・プレハブ化による工期短縮
3,所内会議の縮小、意思疎通手段の変更
僕は現場のリーダーとしてもう15年以上の経験がありますが、多くの現場で時短を実践してきました。勿論、土日出勤ゼロ、という訳にはいきませんでしたが、他の現場よりはかなり良い環境が出来ていたのではないかと思います。
次の投稿で、その詳細を詳しく書いていきますね。