現場あれこれ

自動化(人感センサー)にこだわる

今日のガジェット系の話題は、「人感センサー」です。

僕の現場は、何かと自動化を目指しているのですが、その中でも特に積極的に採用しているのが人感センサー。これを採用している自動化されているものをあげてみます。

1,人感センサー照明 

2,小便器の人感センサー自動洗浄 

3,手洗い器のセンサー式自動水洗 

4,喫煙室のセンサー式空気清浄機 

5,休憩所のルンバ 

6,入退場時顔認証センサー 

7,センサー式声かけスピーカー 

最初の頃は最先端を走っていたのですが、コロナ禍で、現場でも当たり前になってしまいました。新しいセンサーものの機器が出る度に採用しているますが、一番最初は照明、20年前ぐらいでしたかね。

僕が若手の頃上司に言われて一番嫌だったのは、事務所に帰ってから「おう○○、作業員詰所の電気、消してきたか?トイレの電気がついているぞ!消してこい!」って言われることでした。「確かに消したのに、誰やあの後トイレ行った奴!!」って憤慨しながら、何度もトイレの電気を消しに行かされたのです。

そこでです。

工事課長という肩書きがついて、真っ先に所長に具申して採用してもらったのが「作業員休憩所の照明人感センサー」でした。休憩所はハウスのタイプで付けられない場合がありますが、トイレの照明はそれ以降100%人感センサーにしてきました。最初は割と高かったので、当時の現場所長に感謝しています。

それから今まで、ありとあらゆる所に人感センサーを採用するようになりました。そして、その効果は「若手が消しに行かなくても良い」以外に、いろいろな効果を実感することとなります。例を挙げると

1,節電効果 これは説明するまでも無いですね。

2,インフルエンザ・コロナなどの感染症の防止効果

3,作業員のマナーの向上(後で解説します)

4,共用施設の清掃頻度の減少

そして

5,職長や現場監督の「時間の創出」  この5点です。

特に3,のマナー向上効果は本当に大きいと思います。きれいなものは、汚しにくい。余計な所を触らなくて良く、常に綺麗なので、作業員さん綺麗に使おうとしてくれるんですね。しかも、トイレ周りや休憩所をそのようにすることで、現場の内部も綺麗にしてくれるようになるんですよ。やっぱり日常使っている場所が快適だと、気持ちも上がるんだと思います。それまではガミガミ怒っていたのが、片付けや清掃に積極的になってくれる。これは大きな福次効果でした。

2,の感染症の防止も、今回のコロナ禍で絶大な効果を発揮しました。感染症は接触感染の比率が大きく、その方向を制御することで、僕の現場では、インフルエンザの頃から感染を広げたりすることはありません。

そして5,現場監督の時間の創出。

これが一番、僕が狙っているところです。自動化することで、現場監督がそこのメンテナンスに時間を割かれず、建物の管理に時間をかけることが出来ます。職長さんも「清掃」という業務にかける時間が削減されます。あれもこれもやらないといけない現場監督と職長、僕が目指しているのは彼らが本来の業務に可能な限り集中できる環境ですね。

自動化とは少し違いますが、僕はよほどのことが無い限り、作業員用のトイレはくみ取りにせず、水洗にしています。今の現場は90m程排水仮設配管が余計に必要でしたが、採用を迷うことはありませんでした。綺麗なトイレで気持ちよく用を足して欲しい。長い工期なら当然のことだと思います。

トイレ環境、制した現場に事故は無し。

これは僕の信念です。これから先(あともう少しですが)も、ヘルメットを脱ぐその日まで、この信念が変わることはないでしょう。